着膨れのポイントは「○○」に注意

いよいよ寒いシーズン到来。素肌を露出する服からセーターなどのニットを着る機会が増えてきます。

寒いので重ね着も増えてきますが、重ね着がいつも着膨れして見えるとは限りません。同じように着込んでも、うまく取り合わせればあたたかく、しかも太って見えない方法はあるのです。なぜなら人の目だまされやすく、ちょっとした目の錯覚を利用することでストレスなく細く見せることは可能です。

まずは「カラー」に注目。言わずと知れた膨張色はやはり太く見えてしまいがち。気持ちだけでもほっこりしたくてウォームカラーを着用したくなりますがボディを包むほどの服全体にこういったカラーを使うのはお勧めできません。むしろ、ポイント的にスカーフやマフラーで使った方が吉。全体を包むカラーには暗い色の方が無難です。
また、細かい花柄などの入っているものは柄に比べて着ている人が大きく見えがち。柄ものならむしろ大きな柄の方が着ている人が小さく見えます。次に注目したいのは「シルエット」。ヒトの第一印象はぱっと見で決まります。遠くから歩いてくる女性の姿を見た時、シルエットでまず判断するように。メイクだとか顔の作りだとかそんな細かいことは近寄ってみなければわかりません。
例えば寒いからといってふっくらしたダウン上にはおり、下はフワッとしたスカートをはいていたら、全体としてみると雪だるま状態になってしまいます。40代50代はボディラインを出来るだけ隠したい方もいらっしゃるでしょうから、やはりミモレ丈もしくはマキシ丈のコートがおススメ。
要するに体のでこぼこを出来るだけ減らし、スッキリと上から下へストンとしたIラインで決めてしまうのです。中に着る服も、あまり体のでこぼこが出ないようにニットのIラインワンピースやコクーンワンピースなら表に響かず美しいシルエットとなります。

最後に「素材」に注目しましょう。ニットを着る機会が増えてきますが、素肌に直接着用するものはやはり綿素材のクルーネックがお肌に優しいです。アンダーウエアとしてこういった素材のモノを着用することでブラからのハミ肉など体の凹凸が抑えられ上に着たニットが美しく見えます。ニット×ニットという重ね着では摩擦のせいで服の形が体の動きに合わせてぐちゃぐちゃに。しかし、ニット素材の下に出来るだけスルッとすべるような素材のものを着用していると体の動きでニットの服が崩れるということが避けられます。

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