大きけりゃいいってもんじゃない

大きいサイズの服を選ぶとき、だれもがまず思うのは、「この服自分に入るだろうか」ということだと思います。
着たい服よりも、着れる服優先で選んできた人生の私にとって、服選びは常に「入る服」を探す行為なのです。
そんな私でも、これまで何度か服選びを失敗したことがあります。
一言でいえばそれは全て、服のサイズによる失敗なのですが、中でも腹立たしく思うのが、「サイズが大きすぎる」という失敗です。
太めの人の定番である「ウエスト総ゴム」。
これはすごく安心できるアイテムではあるのですが、と同時にすごく危険なものでもあります。
中には「大きけりゃいいってもんじゃないだろう!」と、思わず叫びたくなる代物があるからです。
特に、カタログやネット通販ではイマイチサイズ感が伝わらないし、実際ウエストのゴムがどのくらいキツイものかなんて確認しようがないので、届いた商品を着たときに、あまりにもウエストのゴムがゆるゆる過ぎて、「こんなもの着れるか!」と、マジギレしてしまうことがあるのです。
これはウエスト総ゴムという誘惑に簡単に負けてしまう自分も情けなくはあるのですが、服を作る側にも「こんだけウエストが伸びれば大丈夫だろう」という、安易な考えがあるのではないかと思ってしまいます。
いくらウエストが太くても、ゆるゆるではダメなんです。
ピタっとウエストで止まってくれないと困るんですよ。
大きいのはいいんだけど、大きけりゃいいってもんじゃないと声を大にして言いたいです。

コメントは受け付けていません。